背徳の夜の薔薇 作 品 名 背徳の夜の薔薇
巻  数 全1巻
関連作品  
作 者 名 バーバラ片桐 イラスト 高座朗
出 版 社 ハイランド
ラキアSEノベルズ
お気に入り 深谷敦(受)&的場伊織(攻)
お薦めシーン P183〜  長くなってしまいそーなので下のコメントを読んで下さいませm(__)m
ス ト ー リ ー 行方知れずになった兄を捜して、禁断の遊戯に酔いしれる高級秘密クラブ『K』に迷い込んだ深谷敦(ふかや あつし)は、美貌のオーナー・的場伊織(まとば いおり)に囚われ、「君の薔薇を散らしてみようか」と無慈悲な罰を科せられる。 それは衆人環視の地下舞台での淫らなショーで、好色な視線の前で全裸で繋がれ、開いた足の奥を性具で穿たれ、的場の灼熱の形を覚えこまされることだった。
快楽の闇に溺れそうな自分に震える敦に、的場は『暁臣(あきおみ)』という自分の過去の名を与え、気まぐれに優しく甘やかすのだが・・・・・・。
コ メ ン ト 田舎のそこそこ大きい病院の二男として産まれた敦が、大学受験を目の前にして「自分は医者にむいているのだろうか?」と疑問に思い、病院の跡継ぎを蹴って行方不明になってしまった兄に相談したくて東京に行方を捜しに来るトコロからこの話しは始まります。 兄の友人に尋ねても、誰にも兄の所在は分からず、手がかりは『K』という店の名刺だけ・・・。手掛かりがそれしか無いので、やっぱりそこへ行くコトになったのですが、『K』とゆーのはまぁ売春&ショークラブで、店には様々な著名人や有名人が出入りしているわけです。 そんな場所ですから、当然会員制の店なので、普段であれば敦などは入れるはずがないのですが、たまたま従業員として偽って潜入したコトがオーナーの的場に見つかって、ショーに出されてお仕置きされちゃうんですねぇ・・・。
まぁ、元々敦はそーゆー素質があったのかもしれませんが、ノンケなコトはノンケです。 ですが的場はかなりイー男ですから、ショーとはいえ的場に優しくされ、囁かれればコロ〜ンと転んでしまうのも、仕方がないでしょう。 またこの敦もかなり可愛いくて、必死に流されまいとガンバル姿や涙は的場じゃなくても愛おしさが募ってしまいますぅ〜♪
的場はショーの時以外には敦を抱かないのですが、敦と同様に読んでいるこちらまで「どーしてショー以外じゃ抱かないの?」と疑問が浮かびます。何故なら、絶対に敦を特別扱いしているコトは分かるし、惚れているコトも伝わってくるのですよぉ〜。 だからこそ敦は的場の役に立ちたいと、健気にも慣れないコトもやろーとするし、傍にいたいと思うのですから。
結局敦の兄は、『K』のライバル店『M』にいるらしいとゆー情報が入り、そこへ的場と向かうのですが、この『M』のオーナーとゆーのは的場の過去を知る男で、昔的場がこの世界に入るきっかけとなった男を的場と二人で愛していたよーです。でも・・・、なんとなく『M』のオーナー・千晴(ちはる)は的場のコトを愛していたんじゃないかなぁ〜?と私は感じてしまいました。 千晴の嫉妬(?)で『M』のステージ上でショーをすることになってしまった敦なのですが、最初千晴にいたぶられる敦を助けよーともせずにいるのです。でも途中からいきなりステージに上げってきて千晴と代わり「どうして?」と疑問に思う敦に『お前の身体は、俺にしか拓かれてないだろ?』な〜んてセリフを吐くもんですから、読んでいた私まで心臓がドッキュ〜〜ンっ!! 『あんっ♪ 好きにしてっ!!』と叫んでいまいそーでした(^^ゞ
結局、敦の兄は敦に兄弟ならぬ想いを抱いてしまったが為に、どーやら家を飛び出して行方知れずとなってしまったよーです。 この時にちょっとした事件があるのですが、やはり最後には敦と的場はラブラブ〜な結果となりますので、今後どのよーに敦が調教(?)されていくのかが楽しみですぅ〜\(^O^)/


晴れ男の憂鬱 雨男の悦楽 作 品 名 晴れ男の憂鬱 雨男の悦楽
巻  数 全1巻
関連作品  
作 者 名 水壬楓子 イラスト 山岸ほくと
出 版 社 幻冬舎コミックス
リンクスロマンス
お気に入り 泉秋紀(受)
お薦めシーン P111〜  やっぱ初Hシーンでしょう〜(^^ゞ (私の判断では)わりあいあっさり目のHシーンなのですが、お互いの『想い』が伝わってきてジ〜〜〜〜ン
ス ト ー リ ー 容姿・頭脳・人柄と揃い、30歳で課長と順風満帆な人生を歩んできた志水雅也(しみず まさや)だが、どうにも克服できない欠点がある。それは『雨男』だということ・・・。
入社式の司会を務める日に、雨のなか鬱々と出社した志水は、高校時代のライバル『晴れ男』の泉秋紀(いずみ あきのり)と再会した。
中途採用で転職してきた泉を、以前と変わらず疎ましく思っていた志水だが、『晴れ男』を利用することを思いつき、泉を自分の部下に据えるのだが・・・・・・。
コ メ ン ト 受の泉が可愛いんですよぉ〜ヾ(´▽`*;)ゝ" デレデレ 実は高校の時から泉は志水が好きだったんですけど、志水が自分を疎ましく思っているのが分かっているから、とにかく遠くから見つめていたよーな男なんですねぇ。
志水の部下になってからも、とにかく影で支える支えるっ! その献身的な姿はいじらしくって可愛いのなんのって。すったもんだがあって、やっと二人がくっついても、泉はノンケだった志水に申し訳なくって、やっぱり影で志水の力になってあげてるんですねぇ。
まぁでもそんな心配は杞憂で、志水もメチャ泉に惚れております。 最後の最後に志水は泉に指輪を渡してプロポーズをするのですが、まるで自分がされてるみたいに照れてしまいましたぁ〜(/-\)イヤーン
『雨男×晴れ男』なんて、すごく変わった題材なんですが、それはそれで色んな苦労もあるよーで、世の中早々順風満帆なコトってないのですね・・・。


薔薇の略奪 愛の誓い 作 品 名 薔薇の略奪 愛の誓い
巻  数 全1巻
関連作品  
作 者 名 松幸かほ イラスト 不破慎理
出 版 社 心交社
ショコラノベルズ・ハイパー
お気に入り アレッサンドロ(多分・・・攻)
お薦めシーン P236〜 ホントにラストのラストです♪ Hシーンではございませんが、思わず「ぷっ!」と吹き出してしまいました♪
ス ト ー リ ー 宗峨深雪(そうが みゆき)は商談の為、韓国に赴いた。 そこで冷たい緑の瞳をしたイタリアンマフィア・ヴィットーリオに拉致され、愛人になることを命じられ、服を身につけることも許されずに監禁されてしまう。 昼も夜もなく躯を求められ、焦がれるような眼差しで深雪を抱きしめて愛を囁くヴィットーリオ・・・。こんな状況からも逃げ出したいともがきながらも、心も躯もヴィットーリオに翻弄されていき・・・・・・。
コ メ ン ト う〜〜〜〜〜ん・・・・・・。 「拉致っ? 監禁っ? 昼も夜もなくっ? ( ̄¬ ̄*)じゅるぅうううう」とあらすじに期待してしまった私がいけなかったのか・・・(^◇^;) 正直イマイチでした♪
とゆーのも・・・、なんかそれぞれのキャラが薄っぺらいとゆーか、感情移入できなかったとゆーか・・・。 恐らく普段であれば私が絶対にハマるであろーキャラのヴィットーリオも、なんだか中途半端な性格で青臭い感じがしました。
Hシーンもそれなりに多かったのでしょーが(なんせ『Hyper』ですし♪)「Hしたぞっ!」って感じが薄く、読み終えたばかりの今でもHシーンをほとんど思い出せません(; ̄ー ̄A アセアセ・・・
ヴィットーリオはイタリアンマフィア、深雪は広域暴力団・宗峨組の三男坊なのですが、ヴィットーリオにはアレッサンドロ、深雪には紀之とゆーそれぞれに付き人(?)がいるのですが、本文ではほとんど触れられていないこのアレッサンドロと紀之がなんだか妖しい関係に途中からなったよーで、主役の二人よりかアレッサンドロ&紀之の関係のほーに興味を持ってしまった私です♪


傍若無人なアナタ 作 品 名 傍若無人なアナタ
巻  数 全1巻
関連作品  
作 者 名 火崎勇 イラスト 海老原由里
出 版 社 心交社
ショコラノベルズ
お気に入り 鹿波創一郎(攻)
お薦めシーン P242〜  やっと心で小野瀬と結ばれてHになだれ込んだ最中で、鹿波が小野瀬に『悪かった・・・』と謝るトコロがいいのですよぉ
ス ト ー リ ー 文具メーカーの営業部に所属していた小野瀬瑛人(おのせ えいと)は、ある日突然婚約者が見知らぬ男と姿を消し唖然とする。 すると次の日には、名指しで大口契約が舞い込み、不振に思いながらも指定された相手の、大手アパレル会社社長・鹿波創一郎(かなみ そういちろう)の別荘を訪ねる。 正式に契約するまで強制的に足止めされ、しかも『俺と恋人にならないか』と口説かれ、戸惑いながらも鹿波の強引かつワンマンな企業家としての優れた才力を知り、尊敬の念を抱いていった。
しかし、偶然見つけた鹿波の写真の隣には、婚約者を奪った男が写っていて・・・・・・。
コ メ ン ト タイトルでゆー『傍若無人』は鹿波のコトなのですが、そうだと言われればそーだと思えるし、そーで無いと言われればそーじゃないよーな気がします。 とゆーのも・・・・・・、鹿波はかなりのキレ者なので、人の考えの2歩も3歩も先を読んでいるのですよ・・・。なんでそんなコトを言ったり、態度をとったりするかなぁ〜と思っても、ちゃんと一つ一つに理由があったりします。
小野瀬には、ほんの数日前に婚約した女性がいるのですが、それは別に結婚を強く望んでいたわけでもなくて、子供ができてしまったと言われて、ただ流れで結婚するか・・・と決意したものですから、奪われてしまっても彼女に対する執着はあまり無かったよーです。 ストーリーとしては、鹿波の歳の離れた弟が小野瀬の婚約者とかなり前から付き合っていて(←よーは小野瀬は二股をかけられていました)、弟とその婚約者をくっつけさせる為に鹿波は小野瀬を軟禁するわけです。 でも誤算だったのは、契約を盾に軟禁だけするつもりが、小野瀬に惚れてしまったとゆーことなのです。
とにかく自分のやりたいよーに物事をこなす鹿波・・・。 柔軟性があるのか、融通が利かないのか、どちらとも区別がしにくいのですが、私はこーゆー頭のいー人は大好きですぅ〜・・・(*^。^*)ポッ でもやっぱり不器用な面もあって、小野瀬を自分のモノにするために最初は金で釣り、次に身体で釣ってみたけど失敗に終わり、プライドが邪魔して小野瀬が去って行った時も黙って何でも無いコトのよーにしか振る舞えない鹿波は、後から考えてみるととても可愛い存在です。
お互いの気持ちを素直に打ち明けあってやっとくっついた時のHでは、鹿波が小野瀬に今までのコトを謝罪するのですが、なんだかそのタイミングが照れている部分と、素直になりきれていない部分とが混ざって、思わず笑みが零れてしまいました。