悪魔で候 (11) 作 品 名 悪魔で候
巻  数 全11巻
関連作品  
作 者 名 高梨みつば イラスト 高梨みつば
出 版 社 集英社
マーガレットコミックス
お気に入り 江戸川猛
お薦めシーン 7巻 第25章 屋上のシーン(←上条がまたいいっ!)
ス ト ー リ ー 17歳の斉藤茅乃は一世一代の初ダイヴで上条優一に告白!・・・・・・しかし、人違いで一歳年下で理事長の一人息子・江戸川猛に告白してしまった。 しかも父親が死んでから女手一つで育ててくれた母の再婚相手はなんと理事長で、茅乃は猛と義姉弟に! 学校では「魅惑のプリンス」と呼ばれている猛だが、ファンの子や猛自身からのイジメに毎日ビクビクと過ごす日々。茅乃にとっては「悪魔のような男」でしかなかった。
だが一緒に暮らすうちに、猛の優しさや人望に心惹かれ始める茅乃。そして同じく茅乃に惹かれている猛。ついに二人は両思いになったのだが、やはり「義姉弟」という障害が二人を大きく阻む。
コ メ ン ト 主人公の茅乃が、すごく普通っぽくていいんですよぉ。可愛いんだけど、とびきり美人ってわけじゃなくて、そこいらにホントいそーな子。だから親近感も沸くし、アホ加減がまた笑えていーんですねぇ。
猛はホント最初は「悪魔で候」ってな感じなんですけど、まぁ牙がポロポロと抜けていきます。あと・・・角がツンツン立った髪型を最初と作中トコロドコロにあるんですけど、私は下ろしてる髪型のほーが好きだなぁ〜・・・可愛くて。 本心を隠して結構強がってる猛が、茅乃にはポロリと本音を吐くシーンはなんだかじ〜〜〜んときます。なんだかんだと言いつつも、いつも茅乃のコトを考えてくれてる猛は若いのにやけに大人で、そこがまたいーんですねぇ〜。
この話しは最終的には「結婚」までいきます。大ハッピーエンドなんですねぇ〜。終わり頃に出てくる弟が、これまたいい味だしてます。


貴方は完璧な秘書(セクレタリー) 作 品 名 貴方は完璧な秘書(セクレタリー)
巻  数 全1巻
関連作品  
作 者 名 ふゆの仁子 イラスト 奥田七緒
出 版 社 ビブロス
ビーボーイノベルズ
お気に入り 藤澤栄一郎(攻)
お薦めシーン P52〜  藤澤のお見合い場所に一条が変装(?)してコソコソと様子を見にくるのですが、その後がなんともいえずニマァ〜っと笑ってしまう微笑ましいシーンです。
ス ト ー リ ー 顔良し、頭良し、背も高い。おまけに高学歴で仕事もバリバリこなすヤリ手弁護士の藤澤栄一郎(ふじさわ えいいちろう)だが、とにかく遊び人でワガママで暴君。 そんな藤澤が唯一敵わないのが、冷静沈着、完璧主義の秘書・一条蓮(いちじょう れん)。
押しつけられた無理難題をそつなく処理していく一条だったが、降って湧いたような藤澤の見合い話に何故か心が揺らいでしまって・・・・・・。
コ メ ン ト BL小説のお楽しみといえば、やはり『Hシーン』だと思うのですが、1冊の中でほとんどHしっぱなしとゆーものもあれば、1回だけとゆーのもあります。1冊に1回とゆーのはかなり淋しさを感じますが、時折それでもスイスイィ〜と読んでしまってたった1回でも大満足できるモノがあり、それがこの作品です\(^O^)/
とにかく藤澤は、欠点など無きに等しい男なのですが、女グセがメチャ悪いのです。来る者は拒まず、去る者は追わず。今までに藤澤についた女秘書は全て関係済みで、自分から誘ったコトなど一度も無いのです。弁護士らしからぬ弁護士なのですが、腕はメチャメチャ良く仕事もバリバリこなす為に、辞めさせるわけにもいかない上司達が一計を案じたのが、完璧な男性秘書・一条(受)を付けるコトでした。
藤澤も一条もノンケなのですがお互いが仕事人間の為に、いつしかなくてはならない存在になっていき、恋心が芽生えていくのですぅ〜。 この本は短編2つと、その後の書き下ろし一編が収録されているのですが、その一番最初にお薦めシーンに書いた藤澤のお見合いがあります。この時、一条は自分では変装しているつもりで隠れて藤澤の様子を見ているのですが、藤澤にはバレバレ。藤澤は一条が側で聞いていることが分かっているから、お見合い相手を前にして、聞こえよがしに一条へ愛の告白をするんですよぉ〜。
一条は藤澤よりかも三歳年上なのですが、年下のクセに普段は年上に見えてしまう藤澤のかいま見える子供の部分を愛おしいと思う一条と、冷静沈着な一条が時折みせる色っぽさは、読んでいるこちらも恋心モノです・・・・・・(〃 ̄▽ ̄〃)


甘い痛みの果て 作 品 名 甘い痛みの果て
巻  数 全1巻
関連作品  
作 者 名 上原ありあ イラスト 桃山恵
出 版 社 心交社
ショコラノベルズ・ハイパー
お気に入り  
お薦めシーン やっぱ露天(ホテルなのでアウトドアバス)でうっふ〜ん♪でしょ( ´艸`)グフ
ス ト ー リ ー 大学生の杉浦晶(あきら)は、血の繋がらない義兄・杉浦誠一(せいいち)と体の関係を持っていた。最初のは晶が11歳、誠一が17歳の時だった。
造形作家の誠一は山荘に籠もって仕事をしていることが多く、晶は誠一のいる山荘に気紛れに呼び出されてはセックスを強要される日々。
ひどくされればされるだけ誠一のかいま見せる優しさに縋ってしまう晶。そして晶に愛情のかけらも感じていなかった誠一だったが、誠一の友人が訪ねて来たことから、二人に変化が起こっていく・・・・・・。
コ メ ン ト 前半が晶と誠一がくっつくまで、後半がそれからの二人を収めてある作品です。
多分この話しは、登場している二人より、こちら側の読み手のほーがよく二人の心情が分かっているんじゃないかと思います。なんだかもどかしい二人なんですけどパターンが読めていても、なんだか引き込まれました。
女の私がゆーのも変かもしれませんが、すごく身近な出来事みたいで、親近感が何故か湧いたんですねぇ〜。
不器用な二人がお互いの存在を認めながらも、なかなか気持ちの覚醒が出来ず、やっと目覚めたら今度はこれからどうやって接していっていーか分からない。相手が大切だから重荷に、足手まといになりたくなくて四苦八苦している様は、やるせないんだけど、すっごく気持ちがわかって、読み終わってからなんだか心が軽くなるよーな作品でした。


嫌な男 作 品 名 嫌な男
巻  数 全1巻 続刊有り
関連作品 可愛い悪魔 シリーズ
作 者 名 四谷シモーヌ イラスト 門地かおり
出 版 社 ワニブックス
キララノベルズ
お気に入り 桜木聖(受)
お薦めシーン P97〜 無理矢理犯された聖が泣きじゃくるシーンがなんともはや、可愛くて抱きしめたくなっちゃうわぁ〜
ス ト ー リ ー 年上の女が大好きな桜木聖(さくらぎ まさし)は大学1年生。顔良し、スタイル良し、頭良し。しかも金持ちという女にモテる全てを持っている聖だったが、ある朝気が付いたら男のベッドに・・・。何故か自分は裸で、横を見ればなんと誰よりも苦手だった高校時代の数学教師・榎本喬彦(えのもと たかひこ)だった。
以来、年上の女を見てもトキメかなくなり、自分の気持ちに戸惑う聖。
調べれば調べるほど解らなく榎本の正体。
全てを解決する為に、ついに聖は自ら榎本の胸に飛び込んだ。
コ メ ン ト このお話は「青碧学園シリーズ」とでもいーましょうか、元々あったお話の脇役だった二人のストーリーです。
元々の話しの主人公がちょっと可愛い系の子だったので、こっちは少し大人のムードって感じでしょうか? 19歳と32歳の二人なのですが、榎本の変態っぷりとゆーか、変人ぶりがホント人とかけ離れててミステリアスなんですよぉ。でもって、普段はメチャメチャいー男で女にモテまくりの聖が、榎本にかかってしまっては可愛い女の子のよーになっちゃうんですねぇ。
私が勝手に元々の話しを「青碧学園シリーズ」と名付けたのですが、最初に榎本が出てきた時は気に入らなかったんですけど、だんだんと「ん?私好みか?」になっていき、今ではかなりハマってしまいました。
でもやっぱりなんといっても頭はいーんだけど、ちょっぴりおバカな聖が可愛くて、榎本じゃないけどギュッと抱きしめてしまいたくなるんです。いいですよぉ〜・・・聖(*^▽^*)
それに榎本もかなり頭脳明晰なので、狐と狸の化かし合い的要素が少し含まれていて、私はかなり気に入った作品です。


奥まで暴いて 作 品 名 奥まで暴いて
巻  数 全1巻
関連作品  
作 者 名 バーバラ片桐 イラスト 虎丸
出 版 社 マガジンマガジン
ピアスノベルズ
お気に入り 足立康孝(攻)
お薦めシーン P151〜 いつも感情を出さない足立が、愛おしそうに守岡の肩を抱き寄せたり、口づけたりするところがなんだか妙〜〜〜に羨ましい
ス ト ー リ ー 学校の同級生から『眼鏡くん』と呼ばれる守岡(もりおか)は、真面目で大人しく目立たない高校生。しかし実は春になると裸にコート一枚の格好で外に出て、「ほ〜ら、ゾウさんだよ〜」と自分のピンク色のモノを見せたくてたまらなくなってしまう、露出行為のトリコだった。
すっかり癖になってしまった趣味を満足させるべく、サングラスと花粉対策用マスクで顔を隠して夜道に潜んでいた彼だったが、何故か学校の世界史教師・足立康孝(あだち やすたか)の前に飛び出してしまった。
変質行為をネタに脅されて、その場でレイプされた守岡は「俺の奴隷になれ」という足立の命令に様々なプレイを強要されるが、それもいつしか快感に変わり・・・・・・。
コ メ ン ト すっごいですよぉ〜・・・。この「ピアスノベルズ」はいつもなかなかエロい(死語か?)んですが、今回もまたすごかった。
なんせ最初がいきなり公園で青姦。んでもって次が、授業中に足立が携帯メールを守岡に送って「ゾウさん出してしごけ」と命令し、守岡がしごいてる途中でプリントを読み上げさせ、その放課後は放送室で一発。
その他にも裸にコート一枚の格好で電車に乗せられたり、ビルの屋上に全裸で放置されたりと様々なんですが・・・。まぁ元々守岡はそーゆー羞恥プレイが好きなんで、これはちっともイジメじゃないんですねぇ。
守岡は途中、足立を好きになるんですけど、足立の気持ちが分からなくてその気持ちを隠してるんですが・・・。実は足立はメチャメチャ守岡に惚れてるんですねぇ〜vv
言葉にはあまり出さないんだけど、とにかく動作の一つ一つが語りかけてるんですよぉ。
なんせ・・・、足立は守岡の為に学校を辞めるくらいなんですからっ!!
ハードといえばハードなのかもしれませんけど、なんだかこう大事にされてる守岡が羨ましくなってしまいます。
やってくれましたねぇ〜!!バーバラさんっ!!ってな作品です。


作 品 名 オフィス・ラブ
巻  数 全1巻
関連作品  
作 者 名 バーバラ片桐 イラスト 七瀬かい
出 版 社 リーフ出版
リーフノベルズ


作 品 名 終わりなき狂乱
巻  数 全1巻
関連作品  
作 者 名 川桃わん イラスト 三城遥稀
出 版 社 プランタン出版
ラピスモア文庫
お気に入り  
お薦めシーン  
ス ト ー リ ー 新任代理教師の倉沢一哉(くらさわ かずや)24歳は、顧問をしている放課後の陸上部・部室で生徒同士のレイプ現場に遭遇してしまった。 生徒会長・冴木、副会長・今泉、運動部部長・松平の三人がレイプゲームを行っていたのだ・・・。 倉沢は、獲物の生徒を助けようと乗り込むが、逆に自らが獲物にされてしまう。三人の生徒に体中を弄ばれ、よってたかって輪姦された倉沢は、心では屈しまいと思いながらも体は快感に支配されてゆく。 以来、校内で待ち伏せする三人から次々と陵辱を繰り返されて・・・・・・。
コ メ ン ト 「ほぉほぉ・・・・・・」「ふんふん・・・・・・」「へぇ〜・・・・・・」ってな感じで読み終わりました(・∇・) う〜ん・・・・・・、やっていることはすごいことなんですけど、かなりあっさりしてるとゆーか、物足りないとゆーか・・・・・・。
学校に出てくると犯られてる倉沢なのですが、最初に輪姦されてるシーンも萌え度はかなり低め♪ キャラの心理描写もイマイチ薄くて、敢えてゆーなら男性用H小説に近い感じの出来上がりではないかと・・・(; ̄ー ̄A アセアセ・・・
『レイプ・輪姦・陵辱』に期待して読むと、期待外れとなりますのでご注意を♪